日本にうまれてよかったーと言いたくなる 日本茶の話
お茶に含まれるカテキンとは
日本人ならば誰もが一度は口にしたことがある「お茶」。 私たちが普段から飲んでいるお茶は基本的に「緑茶」と呼ばれる一般的な日本茶となっています。 お茶にはさまざまな種類があり、古くから緑茶だけでなく「ウーロン茶」や「紅茶」などのお茶が世界各地で親しまれてきました。 ちなみにウーロン茶や紅茶などは同じツバキ科の茶葉から作られるお茶なので、 その製法が違うだけで元々は「同じ茶葉」から出来ているのです。 しかし、同じツバキ科の茶葉から作られるお茶の中で「緑茶にしかないすばらしい特徴」があります。 代表的な特徴とはビタミンＡやビタミンＣなどのビタミン類の「含有量」ですが、 同じツバキ科の茶葉で作られるお茶の中でも緑茶はビタミン含有量が最高に多いといわれています。 また、緑茶には「カテキン」成分が他のお茶に比べると２倍～３倍も含まれています。 このカテキンという成分は日本の昭和大学の教授が発見した成分で、名前の由来として、高い抗菌作用があることから「菌に勝つ！」→「勝て！菌に」→「カテキン」と命名されたと言われています。緑茶にはこのカテキンが豊富に含まれており、「コレラ菌にも勝つ」と言われています。また、カテキンは抗菌作用だけでなく抗酸化作用や抗がん作用、 動脈硬化予防や高血圧予防などのさまざまな効果が期待できるすばらしい成分として、日本だけではなく、世界中で注目を集めつつあります。
緑茶（カテキン）はダイエットにもよい
ダイエット中でも、天ぷら、唐揚げ、マヨネーズ、豚バラ、サーロインステーキなど食べたいですよね。
そんな時は、一緒に緑茶を飲むと、体内への脂質の吸収を防ぎ内臓脂肪を減らす効果があるのです。緑茶に含まれるカテキンの効果のためです。あまり食事の我慢をし過ぎるとストレスになり、かえって逆効果です。緑茶を上手に取り入れてください。
緑茶に含まれるカテキンは80mg/杯ほどなので、1日に4〜5杯の緑茶を飲むとよいでしょう。
ただし、カテキンのダイエット効果へあまりにも過剰な期待はおすすめしません。適量な脂肪分と適量なカテキンの摂取でダイエット頑張ってください。
緑茶（カテキン）は抗菌・殺菌作用がある
緑茶の中のカテキンは、殺菌に活躍します。食中毒の原因となる細菌の殺菌効果が強い
小学生に緑茶でうがいをさせた結果、風邪にかかる子供が激減したという報告もあります。
緑茶には健康に過ごすための、素晴らしい成分が含まれています。
緑茶（カテキン）で若返り
緑茶の中のカテキンは、老化を防ぐ効果があることが報告されています。体内の酸化を防ぐため、それにともない、体の細胞の老化を防ぐ効果があります。
体の酸化とは体の中が錆びることと同じもの。体の酸化により、細胞が老化し、見た目にも老化していき、病気にもつながるのです。
ジュースも美味しいですが、毎回ではなく、その中の一回でも緑茶にしてみてはいかがでしょうか。
緑茶（カテキン）は コレステロールを抑制する
悪玉コレステロールとよく聞きますが、カテキンにはこれを抑制する効果があります。
また、悪玉コレステロールの上昇をおさる効果もあり、うれしいことに、善玉コレステロールを増やすコレステロール抑制作用も確認されています。
悪玉、善玉コレステロールにより、心筋梗塞や、脳梗塞、狭心症を引き起こすケースがあります。動脈硬化が原因ですが、緑茶を取り入れることにより、コレステロールを抑制できるため、ぜひ生活に取り入れてください。
緑茶（カテキン）は アレルギーにも効果がある
花粉症の季節にはくしゃみ、かゆみで大変な方も多いです。カテキンはアレルギーの原因物質ヒスタミンを抑える効果があると知られています。
これからの花粉症の時期、緑茶を飲んで、緩和させましょう。
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