緑茶のはサプリ効果
約1500年前に編纂された中国の医学書には、「お茶は万病に効く薬である」と記されています。
日本にも当初は薬として 伝来しましたが、やがて日本文化と結び付き、日常生活に欠かせない国民的飲料として定着しました。
大昔の人が、 自然界に存在する数多くの植物の中から茶の葉を選び出し、
今なお世界中の人々の間で飲まれ続けているのは、 数多くの効能があるからです。
お茶に含まれるカテキンには抗菌作用があります。
コレラ菌、腸炎ビブリオ、赤痢菌等に対し強力な殺菌作用があり、病原性大腸菌O‐175を殺すこともわかりました。
インフルエンザ予防、コロナ予防にも良いとされています。
お茶のカテキンがガンの誘発を抑える作用があることが学会等で発表されています。
- カテキン
カテキンはお茶の「渋み」「苦み」の成分でポリフェノールの一種です。
強い殺菌力があり、インフルエンザウイルスの働きを弱める効果があると言われています。
コロナにも効果があるとされています。
またカテキンにはアレルギーを抑えるので、花粉症の症状緩和に効果があるという研究成果が出ています。今の時期には大変うれしい情報です。その他にも消臭などにも効果があると言われていて、口臭予防にも効果があります。
- カフェイン
カフェインは緑茶にも多く含まれています。
カフェインは、お茶の「苦み」をつくりだしている成分で、疲労回復、覚醒効果、大脳刺激、強心作用、利尿作用等があります。
頭をスッキリさせる効果があるため、朝の目覚めにコーヒーより緑茶と言われる方も多いのです。
- テアニン
お茶の「甘み」「うまみ」をつくりだしている成分で、お茶のみに存在します。
カフェインの作用をおだやかにするとともに、脳の神経細胞に作用してリラックスさせる「ヒーリング（癒し）効果があります。
- ビタミンC / ビタミンA（カロテン）/ ビタミンE
ビタミンCは、風邪の予防や美肌効果があり、うれしい美白効果も。さらに、お茶に含まれるビタミンCは熱に強いという性質を持っています。
お茶に含まれるカロテンは、ニンジンの10倍です。そのほかにも、ビタミンEは老化防止に効果があります。
お茶の葉を食べるとビタミンA、ビタミンEが摂取できます。：
- 食物繊維
お茶に含まれている食物繊維の多くは水に溶けません。ですが、葉をそのまま粉末にした抹茶なら、食物繊維をたっぷりととることができます。
- フッ素
フッ素は歯の表面のエナメル質を強化します。お茶にもこのフッ素が含まれています。
フッ素でうがいは虫歯予防、歯を強くする効果があることで知られています。
- ミネラル
お茶にはカリウムが豊富で、カルシウム、リン、マグネシウム、鉄なども含まれています。お茶も野菜やくだもの同様、体に良いアルカリ性食品といえます。
- サポニン
サポニンは、鎮静、鎮痛、抗疲労効果、精力増強作用、脂質低下作用、血栓予防作用など、お茶にもサポニンが含まれています。
