お茶 は大昔から飲まれ続けています
お茶 と言えば、八女茶。
コクがあり、旨みの強い美味しいお茶それが 八女茶です。
約1500年前に編纂された中国の医学書には、「 お茶 は万病に効く薬である」と記されています。
そして、日本にも当初は薬として 伝来しましたが、やがて日本文化と結び付き、日常生活に欠かせない国民的飲料として定着しました。
また、大昔の人が、 自然界に存在する数多くの植物の中から茶の葉を選び出し、今なお世界中の人々の間で飲まれ続けているのは、 数多くの効能があるからです。

お茶 に含まれる有効成分
お茶 の主な成分
フッ素:抗菌化作用や吸着作用があり虫歯予防や消臭作用があります。
カテキン:老化の原因となり、がん細胞を発生させるともいわれる活性酸素を抑制し、抗菌・抗ウイルス作用があります。
カフェイン:中枢神経を刺激し、疲労を回復させ 血液の循環を促す作用があります。
アミノ酸(テアニン):テアニンには、甘み、旨み成分があります。
脳の中枢神経に作用し、気分をリラックスさせる効果があります。
カリウム:ミネラルの一種。利尿作用があります。
ビタミンC:ほうれん草の約3〜4倍 熱を加えても壊れにくいです。
ビタミンE:ほうれん草の約20倍
香り:お茶の香りの成分(青葉アルコール)や (青葉アルデヒド)にはリラクゼーション効果があります。

日本茶の最高峰 福岡の「伝統本玉露」
霧深い山間地域で一年に一度だけ生産される玉露は、 日本茶の最高峰です。
福岡県の「伝統本玉露」は全国茶品評会で農林水産大 臣賞を11年連続で受賞するなどトップレベルの品質を 誇っています。
玉露は、4~5月の一番茶の時期に20日程度、茶園に設 置している棚に稲わらで覆いをかけ、日光を遮って栽培されます。
他の お茶 よりもさらに手間をかけて、大切に育てられた茶葉は鮮やかな緑色となり、旨み成分であるアミノ酸が増え特有の味や香りを際立たせます。
一度飲むとうなりを上げるほどの素晴らしい味は、日本だけでなく、世界中にその名をはせています。
八女伝統本玉露
玉露は緑茶の一種ですが煎茶と異なり、茶葉の収穫前に日光を遮る被覆を施すことでまろやかなうま味とコクを高めた高級茶です。
その中でも、伝統的な技法にこだわりつくられている 最高品質の玉露が八女伝統本玉露です。
一杯の八女伝統本玉露はそれだけで 至福の時間をもたらしてくれます。
うま味とコクのある茶葉は お茶 を淹れた後も 酢醤油などをかけて食べることもできる程の絶品です。
アミノ酸が多く、逆に渋みの原因とされる カテキン類(いわゆるタンニン)が少ないのが特徴です。
お茶 の淹れ方
玉露は一般的に50〜60℃のお湯が適温とされます。
けれど、苦味・雑味をできるだけ抑えるため「八女伝統本玉露」の急須茶は約40℃のお湯で淹れます。
40℃のお湯30mlに茶葉2gを入れ、2分15秒蒸らしてから注ぎます。
小さめの急須で淹れることで、お茶 が空気に触れず、味がしっかり出ます。
急須を回したりせず、抽出中はそっとしておきます。
用意したお湯呑みに、平均した濃さになるようにまわしつぎ入れます。
最後の一滴まで注いでください。
